Q:スペアキーの製作は可能ですか?
A:セキュリティ保持の為、原則として弊社からご購入頂いている錠前についてのみスペアキーを製作させて頂いております。また、間接的に錠前をご購入頂いているお客様に関しましては、お手数をお掛けしますが、ご購入先のお客様へお問い合わせをお願いいたします。
Q:栃木屋の錠前を、他社で製作したキーで操作しても良いですか?
A:他社で製作したキーを使用した場合、キーの抜差しや回転操作等、作動に悪影響を及ぼす可能性がございます。
キーは、当社で製作したものをご使用ください。
Q:キーに打刻されているNoから製品を特定できますか?
A:同じキーNoが設定されている錠前製品が多く存在することから、キーのNoから製品を特定することは 困難です。製品の特定に関しましては、ご購入先にご確認ください。
Q:ナットの締付トルクはどのくらいですか?
A:弊社では、ナットの推奨締付トルクを製品ごとに設定しております。
弊社カタログで御確認頂き、掲載のない製品につきましては、お問い合わせください。
また、止め金具取付ナットは、必ずキーを完全に差込んだ状態で締付けを行ってください。
Q:ナットの締付にねじロックを使用しても問題ありませんか?
A:錠前の内部にねじロックが浸透すると、キーの抜差しや回転操作等、作動に悪影響を及ぼす可能性がございます。
ねじロックをご使用の際は、錠前内部に浸透しないよう、ねじ部以外にかからないように塗布するとともに、ねじロックが完全に硬化してから動作確認を行ってください。
特にご注意頂きたい箇所は、次の通りです。
1.外筒ねじ部へのねじロック塗布
”アリ蓋”部にかからないようにねじロックを塗布してください。
2.内筒ねじ部へのねじロック塗布
溝部にかからないようにねじロックを塗布してください。
※また、ねじロックに限らず、金属片などの異物が内部に入り込んだ場合も作動に悪影響を及ぼす可能性が御座いますので、異物が入り込まないようにご注意ください。
また、単体の使用では、完全に緩みを止めるには至りませんが、ナットの脱落防止として「錠前用緩み止め平座金(TL-420)」がございます。ねじロックの塗布位置や塗布量などの管理が難しい場合は、本製品をご検討ください。
錠前用緩み止め平座金(TL-420)
小ナット(M5,M7)用、大ナット(M19)用の3サイズで材質がステンレス、電気亜鉛めっき鋼板の2種です。
※WEBカタログの「TL-420 錠前用緩み止め平座金」を御覧ください。
Q:止め金具に負荷がかかっても問題ありませんか?
A:止め金具に過負荷がかかると、内部機構が破損し作動に影響を及ぼす可能性がございます。
取り付け、ご使用の際には、止め金具に過負荷が掛からないよう、ご配慮ください。
Q:八万ロックのガイド溝がずれてキーが入らなくなってしまいました。考えられる要因は何でしょうか?
八万ロック 早抜け現象
A:八万ロック・パイプキー型の錠前は、パイプキーを引きながら回転動作することにより、ガイド溝がずれた状態でキーが抜ける“早抜け”という現象が生じる可能性があります。
パイプキーを操作する場合には、キーをハンドル代わりに使用せずに必ず「押し回し」して頂き、抜差し位置まで戻してからキーを引いて抜いてください。
また、止め金具に過負荷がかかっていたり、錠のガイド溝及びパイプキーのガイド部が欠損、磨耗していることで、早抜けしやすくなります。
前項の通り、止め金具への過負荷が掛からないようご配慮頂くとともに、ガイド溝、ガイド部がや欠損した錠パイプキーは新しいものと交換してください。
Q:錠前のメンテナンスは必要ですか?
A:キー・錠本体を長くご使用される事により、各部品が摩耗しキーの抜差し・回転がし難くなる場合がございます。キー・錠本体を長くご使用される場合は、メンテナンスが必要になります。
弊社では、錠前全般のメンテナンスとして「鍵の潤滑スプレー(TL-PRO-169)」を推奨しております。
※一般的な潤滑剤では、錠本体に悪影響を及ぼす場合がございます。
鍵の潤滑スプレー(TL-PRO-169)
※錠前の取り扱いにつきましては、技術資料の「錠前取り扱い注意事項」もご覧ください。