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21.05.14いつも栃木屋のホームページをご覧いただきありがとうございます。
栃木屋は、ドイツEMKA(エムカ)社と2002年に正規販売店契約を結び、
日本国内でEMKA社の機構部品・機械部品を販売しております。
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今回、EMKA社が発行しているEMKA NEWSをご紹介いたします。
・EMKA NEWS全文を読む WINTER 2020 (PDF)
記事の中から、一部をピックアップしてご紹介いたします。
【鉄道車両向けハイブリッドコンプレッションラッチ】
EMKAのコンプレッションラッチは世界中の何万もの列車に使用されています。シーメンス・モビリティ(SiemensMobility)とEMKAは、これまでミュンヘンの地下鉄、バンコク・メトロなど多くの鉄道プロジェクトを成功に導いてきました。
今回のプロジェクトは、「New Tube for London」です。ロンドン地下鉄のピカデリー線に新たに導入されるシーメンス・モビリティの車両、Inspiroモデルに使用されます。この車両は2024年以降に94車両が運行予定で、合計32,000個のEMKAのハイブリッドコンプレッションラッチが導入される予定です。
多数の他社メーカーとの比較試験の結果、EMKAは本プロジェクトの契約を獲得することができました。欧州規格DIN EN 45545-3E20に準拠した防火性はもちろん、ステンレス鋼とアルミニウム製ハウジングの「ハイブリッド仕様」である点が決め手となりました。純粋なステンレス鋼の製品と比較して耐候性が高く、取り付け容易なコンパクトなデザインということもあり、他の製品と比較して最大30%の軽量化という点が高い評価を得ました。
【インドで、更なる一歩を踏み出しました】
2020年9月、新型コロナウィルスの影響により完成が遅れましたが、インドのビラーイーに新しい工場をオープンしました。
1,000万ユーロをかけ、新たな生産ラインが導入されました。最新機器を揃え、亜鉛ダイキャスティング、射出成形や、PUR系ホットメルト接着やガスケット等の加硫接着も可能です。EMKA INDIA自体は2005年に設立されていますが、南インドに位置している為、今回、インド中央部に設立したことでより多くの地域に素早く供給可能になります。
また、EMKA INDIAは市場ニーズの把握、英語力、柔軟性に長けており、アジア地域の売上は数年で4倍増が予想されています。
栃木屋ではEMKA社の豊富な製品群から厳選した製品を標準品として在庫し、カタログにも掲載しております。
ガスケット
スイングハンドル
ヒンジ
クォーターターン
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