TOP > コラム > ドイツ EMKA NEWS(2022 Summer)
22.10.18いつも栃木屋のホームページをご覧いただきありがとうございます。
栃木屋は、ドイツEMKA(エムカ)社と2002年に正規販売店契約を結び、
日本国内でEMKA社の機構部品・機械部品を販売しております。
■EMKAについてはこちら
■EMKAのYouTubeチャンネルはこちら
今回、EMKA社が発行しているEMKA NEWSをご紹介いたします。
・EMKA NEWS全文を読む (PDF)
記事の中から、一部をピックアップしてご紹介いたします。
【エネルギー貯蔵機器向けの信頼性の高いロック】
スペインのパワーエレクトロニクス社は再生可能エネルギーやエネルギー貯蔵の世界的リーダーであり、アメリカ、オセアニア、ヨーロッパの太陽光発電システムのパイオニアです。同社は、バレンシアにある本社のほか 世界中に24の子会社があります。
EMKAは2015 年以来、同社の多くの製品向けにロックシステム、ヒンジ、ガスケットなどを提供してきました。
EMKAの製品が選ばれた大きな理由は、専門知識、価格や性能などに加え、グローバル企業であることが挙げられます。「国内だけでなく、世界中の顧客に対しても迅速にサポートしてくれます。」と、パワーエレクトロニクス社の購買担当者は説明します。スペイン にはEMKAの工場もあるため、短納期の注文へも、迅速に納品が行われています。
現在、同社の製品は世界中で1,600以上の再生可能エネルギープロジェクトに参加し、6,050 万トンを超えるCO2排出削減に貢献しています。
【シール材のスペインと鋳造のセルビア】
EMKAの生産拠点は世界9ヵ国に12の工場がありますが、今回はスペインとセルビアを紹介します。
スペインのアルネドの工場は2010年に開設されました。この工場は主にガスケット、エッジプロテクションのTEMシリーズで、EPDM、NBR、TPE、PVC製を製造しています。現在は、85名の従業員のもと、年間の生産量は45トン、1,800万メートル以上に及びます。メインの生産ラインは7つあり、それぞれ90メートル、約 18,000 平方メートルを占めています。
また、この生産拠点を開設したことにより、EMKAは初めてロックシステムに不可欠な構成要素、(ロック、ヒンジ、シール)を同社内で提供できるようになりました。
セルビアのミオニカでは、2015年に鋳造の拠点地が設立されました。もともと自動車向け部品を製造していたCimosグループの工場でしたが、EMKAは従業員および施設をそのまま買収し、現在は187 人の従業員が現場で働いています。
敷地面積は64,000平方メートル(うち屋内は10,500平方メートル)あり、鉄鋼の機械加工や表面処理の技術を開発しています。
近年では、研削加工と溶融めっき処理(ガルバニック処理)の技術が特に向上しています。さまざまな種類の鉄鋼は、最高1,650度で鋳造され、その後のプロセスで、熱処理 (焼きなまし/硬化/焼き戻しなど) により精錬されます。
年間 400 トンを超える鉄鋼を加工処理し、約4百万個の部品を製造しています。
栃木屋ではEMKA社の豊富な製品群から厳選した製品を標準品として在庫し、カタログにも掲載しております。
ガスケット
スイングハンドル
ヒンジ
クォーターターン
・EMKA社製品の詳細情報はこちら
・本記事に関するお問合せ先(海外営業課) e-mail : support@tochigiya.co.jp